資産4000万のサラリーマンが語る なぜ株式投資をするのか?

株式投資

なぜ株式投資をする必要があるのか?

今回の記事では、下記のような疑問点にお答えしていきたいと思います。

    • なぜ株式投資が必要なのか?
    • サラリーマンとして働くだけではダメなのか?
    • 具体的に何をすれば良いのか?

今回の記事を通して、少しでも株式投資を始める人が増えてくれると嬉しいです。

なぜ株式投資が必要なのか?

そもそもなぜ私たちは、株式投資をする必要があるのでしょうか?

一つの事実として、現在の日本は下記の状況なのです。
年収の伸び率 < 配当金の伸び率

その証拠として、2019年の日経新聞に下記のような記述がありました。
“上場企業の平均年収692万円 1%増、配当の伸び下回る”
引用元:https://www.nikkei.com/article/DGXMZO49706030R10C19A9DTD000/

    • 上場企業の年収の伸び率:1%
    • 上場企業の配当金の伸び率:12%

皆さんはこの事実を見てどのように思いますでしょうか?
これでも株式投資をせずに、働いて年収を上げ続ける道を選択しますか?

私たちは残念ながら義務教育で金融教育を受けていません。
親から金融教育を受けるか、自分自身で本で勉強しない限り株式投資という手法があること自体知ることがありません。

また、日本の文化的な側面も影響していると個人的には感じます。

働くことが美徳であり、投資はギャンブルであり、投資で稼ぐことは悪いことである。

明確に口にはしないものの、周囲の雰囲気で感じたこともあるかと思います。
同調圧力とも表現されますが、この手の話が少なからず影響していると思っています。

しかし、実際に株式投資はいけないことなのでしょうか?

自分が労働で稼いだ資本を会社に投下し、その資本を会社が効率的に使って今よりも良い社会を実現する

むしろ、預金で個人の懐にお金をがっつり貯めて最終的に国庫に入るよりも、日本社会全体が積極的に株式投資をすることによって、自分が応援したい会社に資本を投下することの方が大切なのではないかと個人的には思います。

 

サラリーマンとして働くだけではダメなのか?

もう一つの証拠として、トマ・ピケティ氏が『21世紀の資本』で唱えた下記の主張があります。r:資本収益率、g:経済成長率

    • r>g 

これはつまりどういうことかと言うと、資産運用によってもたらされる富の方が、労働によってもたらさせる富よりも多いということです。

つまり、資本家サイドに立つことを選択しなければ、この格差は一生埋まらないということも意味しています。

日本の高度経済成長期のように働けば働くほど右肩上がりに年収が上がり、終身雇用も約束されていた時代は、サラリーマンとして一生を全うすることはぜんぜんありだったと思います。

しかし、今時代は完全に変わってしまいました。日本の有名大企業でも終身雇用は難しく、副業を推奨している時代です。

サラリーマンとしてある程度の資本を蓄えることができたら、それを一定数投資に回すことが必要な時代だと思います。皆さんも資本家サイドになりましょう。

 

具体的に何をすれば良いのか?

では、具体的には非常にシンプルで、下記のアクションを実施すれば良いです。

    1. 労働によって収入を得る(アルバイト、派遣、正社員など)
    2. 収入を一定割合(最低収入の10%)、株式に投資する

私が株式投資に出会ったのは大学生の頃ですが、アルバイトで得た収入をわずかですが株式投資に回していました。社会人になってからは、給与天引きで持株会、確定拠出年金で投資を行って、余ったお金を普通株式に投資をしていました。

当初は本当に小銭レベルでしたが、長期的に投資を続けることで今現在の純金融資産は4000万円を超えるレベルになりました。

何も私が特別なわけでなく、誰でも上記の規律さえ守れば、長期的な視点で資本家サイドになれると思っています。

残念ながら、起業ではなくサラリーマン(雇われ労働者)が短期で資本家サイドになれる方法はなく、地道にコツコツが非常に重要なポイントです。

まとめ

この記事では、なぜ株式投資をすべきなのかをまとめてみました。

必ずしも皆さんが株式投資をすべきだとは思いませ。しかし、誰かのルールに縛られずに好きなことをやるためには、労働以外の収入を確保する必要があります。

その一つの手段かつ再現性が高い手段が株式投資だと思います。今回の記事で株式投資に興味を持ち、資産形成の一助になれば嬉しいです。

PVアクセスランキング にほんブログ村

コメント

タイトルとURLをコピーしました