（この記事は、2021年8月7日に記載したものです。）
ダイアモンドオンラインに「個人がリスクの高い不動産投資をするよりも、REITを推奨する理由」という記事が上がっていました。
アッパーマス層である我が家は、不動産投資をあえてやっていないのですが、今回はそんな我が家がなぜ不動産投資をいまやっていないのか、意見を記載していきたいと思います。
不動産投資はリスクが高い？
不動産投資に限らず、どんな投資も勉強しないとリスクは高くなります。
特に不動産投資の場合、自己資本で物件を購入するというよりも、銀行から借り入れをして物件を購入することになります。
不動産投資初心者の場合、対象物件が適正な価格かもわからないですし、大きな借り入れをして失敗すれば、すぐに売却もできず税金や必要経費だけ出ていき、マイナス収支になることは必至です。
記事の中では、「投資用不動産はリスクが高い」と記載がありましたが、まさにその通りで、自分で勉強もしないで仲介業者の言われるがままにワンルーム投資なんてした日には、大きな損出をこうむることになります。
特に節税になるから、マイナス収支でも資産になるからなど言われているとしたら要注意です。
自分で判断が難しい場合、身近な先輩大家さんに相談した方がよいです。
もしその物件が本当に儲かるならば、私ならば自分で借り入れをして投資しますし、自分が借り入れできない場合、自分の身内に投資をさせると思います。
美味しい話なんでそう簡単に一般投資家に回ってこないのです。
なぜ我が家は不動産投資をしないのか？
記事の中にも記載がありますが、ポートフォリオのバランスが崩れるので不動産投資をしていません。
将来的には不動産投資をする可能性はゼロではないですが、全体の資産に対する割合を考慮して投資判断をしたいと思っています。
前述の通り、不動産投資は銀行から借り入れをして、レバレッジを効かせた投資になります。
そうするとポートフォリオの中で圧倒的に不動産の割合が高くなるのでバランスがわるくなります。
またリバランスしたくても簡単に売却できないですし、一部だけ売却するということも不動産の場合不可能です。
従って、純金融資産がそれなりに大きくなり、不動産をアセットに組み入れても全体のバランスが大きく崩れないところまで不動産投資をしないというのが、我が家のスタンスです。
もちろん、不動産投資はレバレッジを効かして、キャッシュフローを生み出すことができる、ことは大きなメリットです。
こちらの方が重要だという方は、十分に勉強して、リスクが小さい物件から不動産投資をやられると良いと思います。
REIT（不動産投資信託）で代替するのはどうか？
記事の中では、「REIT（不動産投資信託）の方がマシ」と記載されていました。
不動産をポートフォリオの中に組み込みたい場合、REITは選択肢としてありだと思いますが、絶対に入れる必要があるかというとそうでもないかと思います。
REITもいろいろな種類が存在するのですが、コロナショックでは商業ビル、ホテル系のREITは悲惨な結果となりましたし、東証REIT指数も50％以上の暴落となりました。
個別のREITの場合、利回りが4％以上の高配当REITもありますが、非常にボラティリティが高いので、購入するタイミングが非常に重要となります。
我が家は、コロナショックの時に東証REIT指数連動のREITを3つ購入して、毎月配当金を受け取れる仕組みを作りましたが、このような暴落時に仕込むべき金融商品だと思っています。
価格が右肩上がりで成長するようなものでもないので、毎月定期的に購入するよりも圧倒的に価格が下がったタイミングで購入すべきだと思います。
我慢が必要ですが、チャンスを掴むということは一般の人がやらない逆のことをやらないといけません。
まとめ
今回は、ダイヤモンドオンラインの「個人がリスクの高い不動産投資をするよりも、REITを推奨する理由」という記事について私の意見を記載しました。
富裕層まで到達したら、不動産もアセットの中に組み入れようと思っていますが、大きなレバレッジを効かせてまで投資をしたいと思いません。
私は完全な不労所得が好きなので、いろいろと手間がかかる不動産投資は現時点ではやらないという判断です。
セミリタイアして時間に余裕が生まれてからでも十分だと思っています。
REITのことを勉強してみたいという方は、下記のような書籍もあるので読んでみてください。
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