この記事は2021年4月17日に更新しています。
なぜリップル(XRP)なのか?
仮想通貨はビットコイン(BTC)が一番有名です。しかし、ビットコインは私は少ししか保有をしておらず、リップル(XRP)を中心に保有しています。
なぜかというと、リップルは仮想通貨の中でも珍しく、Ripple社が通貨の大部分を保有している状況で、中央集権の状態になっているからです。
Ripple社がXRPレジャーという台帳システムを管理するサーバーを運用しており、徐々に複数企業へそのサーバー運用を移管している状況です。
Ripple社以外の第三者に運用を任せることで信頼性を担保しようというわけです。
そんなの信頼できないと感じる方も多いかと思いますが、よく考えると現在の通貨の仕組みも各国の中央銀行がお金を刷って管理しているわけで、それと似たようなもんだと思っています。
つまり、結局のところ似たような構造のものに落ち着くだろうと考えているので、リップル(XRP)をメインに投資しているということです。
非中央集権型のビットコイン(BTC)の方が良い?
ビットコイン(BTC)のような非中央集権型のメリットとしては、下記の通りです。
-
- 相互監視によってガバナンスが図れる
- 運営者破綻によって価値がゼロになることがない
世界のコンピューターが保有している取引履歴を相互に確認して、信頼性を担保している仕組みを保有しているのがビットコインになります。
不正をして数値を改ざんしても、それこっちの取引情報と齟齬があるよ、私の取引情報とも齟齬があるよっという感じで嘘がばれるというわけです。
また、中央の運営者が不在なので、価値を失ってしまうということがないです。世界中の人たちがビットコインの価値を認めれば、それはその価値があるということになります。
一方でデメリットとしては、下記のことが考えられます。
-
- 指揮者が不在なので、意思決定が進まない
仮想通貨は、名前の通り、仮想の通貨を目指していると思いますが、中央でコントロールする人がいないので、実際に通貨として広く利用されることは可能性と低いのではないかと私は考えています。
もちろん、一部では利用が可能ですが、重要なのは世界中の人たちが安全に利用できる環境を提供できるかだと思います。
ビットコインはデジタルゴールドだと言われていたりしますが、保有していても実用性が低いものになってしまう懸念を私は持っているので、投資の中心に置いていません。
リップル(XRP)の可能性
リップルは国際送金の手段として、今後広まっていくのではないかと考えています。
ビットコインでは数分かかる時間もリップルであれは数秒で終了することができます。世界中の送金をリップルがブリッジ通貨として橋渡しをするイメージです。
現在世界中で行われている国際送金のトランザクションがリップルに置き換わるとなれば、相当の価値が出てくると考えられます。
その可能性があるからこそ、SBIの北尾さんもリップル社の取締役になっているのだろうと思っています。
これはかなり個人的な主観が入っているので、当たっているかはわかりませんが、私はそのような方針でリップルに投資をしているということです。
どれくらい投資をしているのか?
私は全体の投資額の10%を目安としています。
基本的には株式を中心としたポートフォリオとして、今後伸びていくであろう仮想通貨に関しては、そこまで全体の割合を占めないようにしています。
仮想通貨はまだ実用的に利用されているわけではないので、そういう意味でも割合を大きくするのは危険だと判断しています。
まとめ
今回は仮想通貨のリップル(XRP)について記載しました。
今後は仮想通貨のETFが登場したらそちらを中心に購入しようかなとも考えています。
ETFを利用すれば間接的にビットコインにも投資が可能だと思いますし、何よりもリスク分散ができます。
個別の仮想通貨を買うのはやはりリスクが高いので、株式投資と同様に広く分散させたいと思います。
まだまだ市場規模が小さいので、仮想通貨市場が大きくなる波に試行錯誤して乗っていきたいなと考えています。
コメント