何をすれば純金融資産1億円に到達できるか?
この純金融資産1億円 = 富裕層と言うのは、野村総合研究所が推計した調査データなのですが、こちらについては、別の機会に詳細をご紹介したいと思います。興味がある方は、こちらから情報を確認してください。
夫婦二人のダブルインカムという好条件を最大限に生かし、どのようにすれば純金融資産を1億円にできるか考えたところ、我が家はiDeCoとつみたてNISAを利用することで到達可能であると判断しました。
以下では具体的にそれぞれの制度をご紹介し、それぞれに対していくら、何年の投資をすることで目標達成ができるか考察していきたいと思います。
iDeCoとは?
サラリーマンであれば条件に応じて月額1.2万円から月額2.3万円の範囲で株式などの金融商品に投資することで、掛金を全額所得控除、運用益は非課税としてくれるお得な制度です。
原則60歳まで引き出しが出来ないため、ゆとりを持って投資する必要があります。
今回、iDeCoの詳しい説明は割愛いたしますが、詳細を知りたい方はこちらのiDeCo公式サイトを参照ください。
つみたてNISAとは?
20歳以上の方であれば、年間最大40万円かつ2037年まで非課税で投資信託を運用することが可能な制度です。先行していたNISAは年間120万円かつ5年の非課税期間ですが、つみたてNISAは金融庁に審査を通過した投資信託に少額かつ長期間投資することで、細く長く投資を続けられるような設計になっています。
NISAの方が株式、債券など多様性があるし、アセットアロケーションが組めるという側面もありますが、この話は別の機会とします。
今回、つみたてNISAの詳しい説明は割愛いたしますが、詳細を知りたい方はこちらの金融庁のサイトから参照ください。
iDeCoとつみたてNISAで何を、いくら購入すれば良いのか?
我が家のiDeCo、つみたてNISA購入金額は下記になります。
夫婦合計で毎月10万円を積立てています。
夫 | 妻 | |
iDeCo | 月額2.3万円 | 月額1.1万円 |
つみたてNISA | 月額3.3万円 | 月額3.3万円 |
次に何を購入しているか?ですが、各証券会社で購入できる商品が決まっていますので同一商品を購入しているわけではないですが、ざっくりと下記になります。
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- 米国株式のS&P500インデックスに連動している商品
- 外国株式インデックスファンド(構成の50%以上が米国)
実際には信託報酬がなるべく少ないものを選択しているのですが、ここでは信託報酬などの細かいお話は割愛します。
上記の商品ですがどのくらいの想定利回りかというと、これも過去の米国株式市場の統計データから平均利回り7%程度というのが出ていますので、想定利回りは7%としたいと思います。
次にこれらの情報を利用して資産運用シュミレーションをしたいと思います。金融庁のホームページに資産運用シュミレーションが出来るページがありますのでこれを利用します。
下記が月額10万円、利回り7%、積立期間30年で資産運用シュミュレーション結果です。
投資期間、利回りを変更してシュミレーションした方はこちらからご確認ください。
時間を味方につけることで純金融資産1億円を達成することが出来ることがわかります。これはあくまでもシュミレーションなので暴落があった場合、綺麗な曲線にはなりませんが、最終的には目標に着地出来ることがわかります。
デメリットはないのか?
株式投資になりますので市場が暴落した際には元本割れのリスクがあるというのが最大のデメリットです。
ただし、過去の統計データから20年以上の長期投資をした場合は元本割れのリスクはかなり低く抑えることができると言われておりますので、我が家はこのリスクを取ることで将来大きなリターンを得ることが出来ると考え投資判断をしております。
投資はあくまでも自己判断でお願いいたします。
まとめ
iDeCoとつみたてNISAの制度を活用し、毎月10万円、平均年率7%の利回りで30年株式投資で運用することで、計算上にはなりますが純金融資産1億円に到達できることがわかりました。
我が家も数年前からこの方法を実践しており、コロナショックも乗り越えて今は大きな含み益となっております。今年の運用成績に関しては、別の投稿で公開したいと考えています。
綺麗な右肩上がりにはならないのが株式市場です。感情面ともうまく付き合いつつ、こつこつ積立投資をすることで、将来大きなリターンを獲得しましょう!
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