NTT [日本電信電話] (9432)から配当金 – 令和3年

日本株

(この記事は、2021年6月12日に更新しました。)

NTT(日本電信電話)の株を買うべき?

皆さんご存知かと思いますが、日本の通信会社としてNo.1ガリバー企業がNTTです。我が家ではNTTの株式を現在1,000株ほど保有している状況です。この記事では下記の疑問点にお答えしていこうと思います。

    • NTTってどんな会社?
    • 現在の配当利回りと連続増配状況は?
    • 長期的な視点でどのようなことが有望なのか?

NTT(日本電信電話)ってどんな会社?

NTTはホールディングス体制になっており、主要NTT主要5会社というと、ドコモ、東日本、西日本、データ、コミュニケーションズとなります。連結子会社としては900社以上、従業員数は28万名以上といった超巨大企業です。

身近な例ですと移動体通信事業のドコモ、OCNプロバイダーのコミュニケーションズ、フレッツ光の東西が挙げられます。まさに生活に欠かせないインフラを提供している企業なので、景気に左右されないディフェンシブな銘柄と言えます。

また、KDDI、ソフトバンクの提供している通信回線は一部NTTに相乗りしている部分もあり、実質的にNTTがいないと日本の通信が成り立たない状況にあります。そして、元国営企業ですので株式の30%以上を未だに財務大臣が保有してますので、その点でも安心感があります。

現在の配当利回りと連続増配状況は?

2020年2月現在の配当利回りですと約3.6%となっています。高配当株としては物足りないですが、NTTは下記のように右肩あがりの連続増配銘柄です。しかも、10期連続で増配予定となっていて、配当貴族銘柄入りとなります。

引用元:https://www.ntt.co.jp/ir/shares/dividend.html

また、これは2020年度に初めて導入されたのですが、株主優待でdポイントがもらえます。下記の期間にはまっている投資家になるので、毎年必ずもらえるわけではないですが、うれしいおまけです。

引用元:https://www.ntt.co.jp/ir/private_investor/benefit/index.html

指標もPER:12.91、PBR:1.14倍ですので、業界平均からするとだいぶ割安感があります。すでに時価総額が11兆円もありますので、短期的にキャピタルゲインを狙うのは難しいので、インカムゲイン投資銘柄かなと思います。

 

長期的な視点でどのようなことが有望なのか?

NTTは最近下記のIOWNという構想を公開しました。この図を見ても何のこっちゃという話なのですが、今まではインフラ、つまり土管の部分を事業の中心としていたけども、デバイス含めたデータ通信全体を取りに行きますよ!っというメッセージかなと私は捉えています。

引用元:https://www.rd.ntt/iown/

その何が良いのか?という話ですが、現在はGAFAと言われる米国企業が世界で君臨をしていますが、その牙城を崩す、ゲームチェンジを狙っていると想定されます。その点で長期的な視点としてNTTは買いだと私は判断し保有しています。

これが実現できるかできないかは別として、個人的に日本通信ガリバーが米国ガリバーに立ち向かうぞ!という姿勢に対して株主を継続して応援したいと思っています。

 

まとめ

この記事ではNTTへの株式投資はありなのか?について記載しました。

個人的には下記の観点から長期保有としておすすめの銘柄となります。

    • 安定したビジネスモデルを保有している
    • PBR、PERは他社と比較しても割高ではない
    • 資本力もあり長期的なビジョンも夢があり日本人として応援する価値がある

あくまでも投資は自己責任ですので、最終的には他の情報も加味して皆さんの判断で投資を行ってください。

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