FJネクスト(8935)から配当金 – 令和3年

日本株

(この記事は、2021年6月25日に更新しました。)

FJネクスト(8935)

東京都、神奈川県を中心に『ガーラ』ブランドの投資用ワンルームマンションを主力としている不動産の企画開発、売買、仲介を生業としている会社です。皆さんもテレビコマーシャルで一度は聞いたころあるのではないでしょうか?

ガーラマンションシリーズのFJネクスト

最近は、ファミリータイプのガーラ・レジデンスという少し大きめの間取りのマンションも手掛けているようでこちらも供給数は順調に増えている状況のようです。

しかし、コロナの影響もあるのか2021年の通期での販売戸数予想は2020年度よりも下回る予想になっています。それにより、2021年3月決算は減収減益となりました。

不動産投資系の株は基本的には投資先としては避けたいと考えているのですが、唯一FJネクストは保有しています。理由としては、財務が健全という点にあります。

    • 自己資本比率 63.8%
    • 流動比率 535%
    • 有利子負債比率 38%
    • PER 5.70
    • PBR 0.62

物件が首都圏なので、経営難の場合でも不動産を売却すればなんとかなると思いますので、長期的にもありかなと個人的には思っています。

配当金の推移

過去の配当金の推移は、下記の通りで普通配当は9期連続で増配はストップしましたが、今年の配当金は維持されました。直近5年間の増配率は30%程度となっています。

    • 2016年 16円
    • 2017年 20円
    • 2018年 22円
    • 2019年 36円
    • 2020年 44円
    • 2021年 44円

2022年の配当金予想は、下記のように48円の増配予想となっています。
今期は売上、営業利益、純利益ともに10%程度昨年よりもアップする見込みなので、増配という予想をしているかと思います。

過去増配を継続していますが、配当性向は20%程度とまだまだ配当余力はある状況なので、長期的に見ても安定的な配当金が期待できると思います。

売上を上げて利益を確保するためには新しい事業を生み出していくことが必要ですが、ワンルームからファミリーにシフトしていて、次にどのような事業を展開するのかは注視していきたいと思います。

特に日本の場合、少子高齢化が先進国の中でNo.1のスピードで進行していると思うので、今のままのビジネスモデルで稼ぎ続けるのは結構しんどい気がします。

株主優待

今年までは100株から食料品などの1,500円相当のギフトがもらえますが、来年度は100株の株主優待は廃止されます。

我が家は、家族四人で100株づつ保有していて、毎年4つギフトをいただいていたのですが、これが無くなるとは残念です。

下記が今年度までの株主優待制度です。

来年からは1000株以上のみ株主優待をもらえるということになります。

2021年6月末の株価は1,020円程度ですので、102万円あれば株主優待をもらえることになります。さすがに100万円を投資するかどうかは悩みますね。

総合利回り(配当利回り+優待利回り)

配当利回り 4.9%

我が家の株式平均取得金額が883円なので、今期の配当金44円から算出すると税引き前の配当利回りが4.9%となります。

2021年3月は22円だったので、9,240円の配当金でした。

優待利回り 1.6%

株主優待は1,500円相当とのことですので、1.6%となります。

従って、総合利回りは6.5%となります。

今期は配当維持でしたが来年は9%の増配予定ですし、総合利回りはかなり高い水準なので、これはこのまま保有しづつける予定です。

まとめ

今回は、FJネクスト(8935)について記載いたしました。

2021年6月末現在の株価は配当利回り4.6%程度と高配当株に入りますが、業績が見えずらい状況なので、非常に投資判断は難しいかなと思います。PER、PBRもかなり割安な水準かと思いますが、不動産投資事業ということもあり、上値は重い気がします。

価格が下がったタイミングで検討されるのも一つの方法かと思いますので、ぜひご検討ください。

皆さん投資は自己判断、自己責任でお願いします。

 

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