外資系企業への転職で収入は上がるのか?
結論から言うと、日本企業から外資系企業への転職は基本的に年収が上がると思っていただいて大丈夫だと思います。
どのくらい上がるのかというのはその人のスキル、転職するポジションの仕事内容が現職と同じかということに左右されますので、その点には注意です。
逆に現在の仕事でもスキルが高いと周囲から思われていて、転職するポジションの仕事内容も現職と同様であれば、確実に上がります。逆に上がるようなオファーがないようであれば、転職しないと強気な姿勢もとることが可能です。
手っ取り早く入金力を上げたいという観点において、私は外資系企業への転職を友人にもおすすめしています。
私の年収推移
私の年収推移は下記のような感じです。私は日系大企業から外資系企業に転職をして現在3社目ですので、3つ記載しております。残業代や株式付与などは考慮せず、あくまでも基本給、インセンティブのみです。
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- 1社目(日系):約750万円
- 2社目(外資):約1,350万円
- 3社目(外資):約1,650万円
外資系企業へ転職することでかなり年収が上がっていることがわかると思います。私も転職する前まではここまで給料が上がるとは想定していませんでしたが、ちゃんと実績を残せば評価してくれるのが外資系企業だということが身をもってわかりました。
逆に言えば、パフォーマンスを発揮しなければ相応の評価はされないですが、いきなり明日からクビ、来年から給料が半額ということも基本的にはないので、普通に頑張って仕事をしていれば大丈夫です。
私も転職前は上記の点を恐れていて、エージェントに何度も確認しましたが、少なくとも私が経験した2社はそのようなことが無いですし、他の外資系企業に転職した友人も理不尽な解雇は聞いていません。
部署ごと無くなるケースもあったりしますが、ちゃんとパフォーマンスを発揮していれば、必ず拾ってくれる部署がありますので大丈夫です。なかなか信じてもらえないと思いますがw
なぜ日系企業と外資系企業でここまで給与差があるのか?
なぜ日系大企業では外資系企業と比較すると低い給与水準になるのでしょうか?
日系大企業では年功序列で定年まで雇用されることが前提となっているため、現役時代の給料が低い水準にどうしても抑えられてしまいます。OB/OG社員もかなり多くいますし、その方々の年金も支えているのが現役世代ですので、その負担も大きいです。
また、日本には退職金という制度があるので、退職まで会社が資産の一部を長期ホールドしている状態になります。よく退職金が外資系には無いので損ではないか?と言われていましたが、逆で早く渡してもらった方が自分で資産運用できますし得だと思います。当時はなかなかその思考にはなりませんでしたが。
逆に外資系は支店が出来て歴史も浅い企業がほとんどですし、定年退職したOB/OG社員もいませんから、それらの負担が一切ないです。
また、退職金が無い代わりに通常の給料が高いです。老後資金は自己責任で運用してくださいというメッセージでもありますね。
あと外資系企業は社員数が圧倒的に少ないです。日本は支店扱いなので当たり前ですが、日系企業と比較すると100分の1、1000分の1とかの世界なので、一人当たりの生産性も高くなるので、給料も高くなります。
まとめ
今回の記事では、外資系企業に転職することで給料が上がるのか?という内容でした。
外資系企業への転職は基本的に給料が上がると思って良いです。さらに給料以外にもRSU、ESPPなどの株式や収入保険などへの加入など付帯メリットも数多くあります。
個人的には、入金力という観点だけで言えば、外資系企業の一択です。ただ、あくまでも入金力という観点ですので、他の観点も加味すると日系企業が良いところもあると思っています。
外資系企業への転職に迷われている方がいれば、少しでも参考になれば幸いです。
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