(この記事は、2021年7月6日に記載しました。)
セントケア・ホールディング(2374)
セントケア・ホールディング(2374)は、訪問介護、入浴、通所介護を主体とする介護サービスを提供している企業です。
今年は前期に看護系で17店舗の新規出店を実施し、年間では31店舗を計画しています。
また、収入の柱となっている訪問介護事業は、コロナの影響もあり強いニーズが続いています。
財務的には下記のような状況です。
自己資本比率も低くなく、有利子負債も少ない状況です。
自己資本比率 46.8%
流動比率 193%
有利子負債比率 4.7%
PER 13.09
PBR 2.09
営業利益率6%、ROE12.8%程度と営業利益は若干物足りないですが、ファンダメンタルとしてはそこそこ良いかなと思います。
売上成長率も6%となっており、高齢化に伴って今後も高い成長率が継続するのではないかと思っています。
配当金の推移
過去の配当金の推移は、下記の通りです。
コロナショックを受けても増配を継続しており、12期連続増配中です。
2016年 9.33円
2017年 11.67円
2018年 12.67円
2019年 14円
2020年 15円
2021年 16円
2022年の配当金予想も、17円の増配となっています。
10年以上増配している銘柄は、安定感がありますね。
ここ6年ほどの増配率をみると10%弱となっていて、かなり高い増配率となっています。
また、配当性向も30%なので、まだまだ配当余力はある状態です。
株主優待
セントケア・ホールディング(2374)の株主優待は、9月に下記の内容でクオカードがもらえます。
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- 100株:500円
クオカードはコンビニなどで利用できるので、非常に便利ですね。
また、3年以上の長期保有の株主は、3倍の1500円分のクオカードがもらえます。
我が家は、100株 x 2名で保有しているので、毎年1000円のクオカードがもらえます。
東証再編で株主優待がなくなってほしくはないですが、変わりに増配してくれるならば、仕方がないかなと思っています。
総合利回り(配当利回り+優待利回り)
配当利回り 3.32%
我が家の平均取得金額が481円なので、今期の配当金16円から算出すると税引き前の配当利回りが3.32%となります。
コロナショック時に購入したので、かなり利回りが高いですね。
2021年7月初旬では1,030円なので、利回りは1.55%と利回りがだいぶ落ちています。
我が家は、200株保有していますので、今期の配当金は3,200円をゲットしました。
優待利回り 1.03%
株主優待がクオカード500円なので、我が家の取得単価が481円から利回り計算すると1.03%となります。
3年以上継続保有の場合は1,500円までアップするので、かなり利回りが高くなるので、株主優待を継続してほしいです。
従って、総合利回り4.35%となります。
まとめ
今回は、セントケア・ホールディング(2374)について記載しました。
配当利回りは、2021年7月初旬の株価で1.55%と高配当株ではなく、優待利回りと合わせても2%程度となので、現在投資するのは難しいかもしれません。
売上が劇的に伸びたりするこは難しい銘柄かと思いますが、12期連続増配していますし、配当性向も30%程度なので、今後も増配が期待できます。
買い増しは検討していないですが、暴落時などタイミングをみて購入する可能性はあるかもしれません。
皆さん投資は自己判断、自己責任でお願いします。
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