インデックス投資 or 高配当株投資 どちらが良い?
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- インデックス投資は長期的な資産形成を考えると一番良い投資方法なので、これだけやっていれば良いですよね?
- 毎月のキャッシュフローをもっと増やしたいので、やっぱり高配当株投資ですよね?
- インデックス投資、高配当株投資どっちをやればいいでしょうか?
このような質問をいただくことが多いので、今回の記事では我が家の投資戦略について記載したいと思います。
結論 我が家はどっちもやってます!
インデックス投資、高配当株投資(厳密には配当成長株投資)はどちらもやっています。
それぞれの投資のメリット、デメリットは下記になります。
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- インデックス投資は、基本的に配当金を再投資するので課税されない分、長期的な資産形成に向いている。しかし、毎月一定金額を自動的に積み立てて、単に表示上の数字が増えていくだけなので生活が良くなっている実感がまったくない。
- 高配当株投資は、配当金が振り込まれることで毎月のキャッシュフローが改善されて、お金が働いてくれたことをとても実感できる。しかし、配当金は自動的に20%税金が引かれた状態(日本株の場合)で入金されるので、配当再投資をする場合、資産効率が悪い。
見ていただくとわかる通り、それぞれの投資には一長一短があります。一概にどちらが良い、悪いということが言えず、皆さんの投資方針に合わせて選択をすることが必要です。
なぜインデックス投資、高配当株投資を両方やってるのか?
なぜ両方の投資を実践しているかというと、我が家の投資戦略は以下の通りです。
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- インデックス投資:老後の資産形成を目的として、毎月一定金額を積み立て投資をして自動化。基本的に死ぬまで積み立てを実施することで、超長期的な資産形成を目的とする。
- 高配当株投資:単調でつまらないインデックス投資に張りを持たせるために利回り4%以上の高配当株(個別銘柄)に投資。基本的に配当再投資とし、健全な投資メンタル・マインドを維持するためを目的とする。
これは私の性格なのですが、ある程度の刺激がないと生きている感じがしないので、高配当株投資もやりつつ、ベースラインとなるインデックス投資も着実にするという感じです。
実際、現役の今は配当金には一切手をつけておらず、配当再投資をしているので効率が悪いと言えば、効率が悪いです。十分に理解しています。
ではなぜ高配当株をやっているかというと、単純に個別銘柄を選定する株式投資が好きだからです。投資対象の会社を選定し、彼らのビジネスモデルを理解し、財務分析をして、株取引をする。このプロセスが好きなのです。ゲームと同じ感覚です。
それにこのプロセスはサラリーマンでも生きるからです。相手の財務状況を理解することで、自社の製品を買う余力がありそうか、中期経営計画を見てどんな分野に投資をしそうかなどお客さんとの話のネタにもなります。まさに一石二鳥です。
また、セミリタイアを考えたときにインデックス投資で増やした資産から一定額を定率で切り崩したりする方法もありますが、私がこれを実践できる自信がないので、配当金をもらってそれを使うという方が私に合っているかなと思っています。
まとめ
今回の記事では、インデックス投資、高配当株投資のどちらをするべきなのかについて記載しました。
結論、我が家はどっちもやっているのですが、これは皆さんの投資方針に合わせて戦略を決めればよく、どちらが良い悪いというのを他人が決めることではありません。
長期的な資産形成が目的ならインデックス投資、毎月のキャッシュフローを増やしたいのならば高配当株投資になりますが、どちらをとっても自分にとって楽しければオッケーだと思います!
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