テー・オー・ダブリュー(4767)から配当金 – 令和3年

日本株

テー・オー・ダブリュー(4767)

イベント企画運営大手で電通や博報堂など広告大手が主な顧客企業です。

売上利益率もそこまで高くなく、EPSもあまり伸びていなかったのですが、オリンピックもあり期待上げするかなと株価200円台のときに200株購入しました。

イベント企画会社ですので、コロナでリアルイベントが無くなったことで業績への打撃はかなりあったようで、2021年6月の売上はYoYで-40%とかなり厳しいものになっています。

財務的には下記のような状況ですので、あまり心配はしていません。

    • 自己資本比率 70.2%
    • 流動比率 263%
    • 有利子負債比率 18.1%
    • PER 90
    • PBR 1.3

PERが高くなっていますが、一株当たりの利益がコロナの影響で3.3円と前年の35.3円から約1/10になってしまっているので、通常であればPRR8倍くらいので割安水準だと思います。

コロナが一生続くわけではないですし、ワクチンが2021年から一般にも接種されるようになれば、リアルイベントは徐々に解禁されると予測できます。第二四半期の決算発表にはデジタルイベントへのシフトが増えていることが伺えますし、伸びしろが期待できそうな感じです。

コロナが収束すれば業績は緩やかに回復し、元の水準まで戻ってくると想定しているので現在も保有しています。

配当金の推移

過去の配当金の推移は、下記の通りで現在のところ普通配当は4期連続で増配中です。直近4年間の増配率は11%となっています。

    • 2016年 11円
    • 2017年 13円
    • 2018年 13.5円
    • 2019年 14.5円
    • 2020年 16.75円

今年の配当金予想は12.9円となっているので、残念ながら-23%の減配となってしまいました。業績も厳しいなかで配当金を出してもらっているだけでもありがたいと思います。

2016年から連結配当性向換算で50%を上限とするという配当方針でしたが、コロナの影響により一時的にこの文言が削除されてしまいました。

今年は、下記のような方針となりまた。

『連結ベースの配当性向40%で算出された1株当たりの配当金と、決算発表日の前日の終値に株価配当利回り4.5%を乗じて算出された1株当たりの配当金のいずれか高い方を最低配当金として配当金を決定』

コロナが落ち着いてたら元の配当方針に戻ることを期待します。

株主優待

1000株以上で500円のクオカード

ただし、1年以上継続保有した株主のみに贈呈となっています。

また、3年以上継続保有の場合2,000円相当と4倍にアップします。

1,000株保有が必要なので、2021年3月現在の株価水準だと30万弱の投資が必要になります。

総合利回り(配当利回り+優待利回り)

配当利回り 4.59%

我が家の株式平均取得金額が281円なので、今期の配当金12.9円から算出すると税引き前の配当利回りが4.59%となります。

優待利回り 0%

株主優待は1,000株からなので、残念ながら私は優待を貰えないため、0%となります。

従って、総合利回りは4.59%となります。

今期は配当維持予想とのことで残念ですが、総合利回りはかなり高い水準なので、これはこのまま保有しづつける予定です。

まとめ

今回は、テー・オー・ダブリュー(4767)について記載いたしました。

2021年3月現在の株価で配当利回り4%以上と高配当株に入りますが、コロナによってリアルイベントが無くなり業績が落ち込んでいるため、追加での投資は難しい状況です。

これからの新規に投資するのは、状況的に難しいのかなと思います。

ただ、財務的にはすぐに地盤が揺らぐほどではないので、コロナの回復を見つつ私は長期でホールドする予定です。

皆さん投資は自己判断、自己責任でお願いします。

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