転職で役に立った書籍
今回の記事では、私が転職に際して参考になった、役に立ったという書籍を3つご紹介します。
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- 転職と副業のかけ算 - motoさん
- 転職の思考法 - 北野唯我さん
- 「いつでも転職できる」を武器にする – 松本 利明さん
インターネットで無料の転職情報が手に入る時代にはなっていますが、改めて書籍で転職の戦略、思考法などを学ぶことは重要だと考えています。
少しでも皆さんの参考になれば幸いです。
転職と副業のかけ算 - motoさん
1つ目は、転職業界では有名なmotoさんこと戸塚 俊介さんの書籍です。
転職と副業のかけ算 生涯年収を最大化する生き方
motoさんは、ホームセンターから戦略的な転職を複数回経験し、サラリーマンとしての年収は現在1000万円以上、副業から1億円以上も収入を得ている方です。
この書籍での重要なポイントは、下記の点かなと思います。
年収の高い職種 x 年収の高い業界
年収を上げたいと思っている場合、年収の高い職種、年収の高い業界というものが存在しているので、ここを戦略的に狙って取りに行くということです。
例えば、外資系企業の場合、営業であれば成績連動で年収が1億円というのも可能ですし、プログラマーもサービスの中枢を担っている職種であれば数千万というのも普通にあります。
業界も一人当たりの生産性が高いIT業界は年収が高い傾向にありますが、その中でもシステムインテグレーションは人の工数で稼ぐビジネスモデルなので、あまり高収入になりずらいということがあります。
このように年収を上げたいというゴールであれば、年収の高い職種、高い業界というのを事前に調査しておくべきということになります。
自分が好きなことだけで職種、業界を選択していると、年収を戦略的に上げることはできないということは理解しておくと良いです。
転職の思考法 - 北野唯我さん
2つ目は、NewsPicksなどキャリア関連の動画でも拝見する機会が多い、北野唯我さんの書籍です。
このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法
北野さんは、人員配置の問題がどの業界でも根本的な課題であると考えていて、現在人材業界でその問題を解決すべくお仕事をされているようです。元日本マイクロソフト社長の成毛さんとの対談動画でこのお話をされていました。
この書籍では、一生食えるを確保する4つのステップというのを紹介しているのですが、その中でも重要なのは下記の点かなと思います。
20代は専門性、30代は経験
ある程度の専門性を身につけておかなければ経験はできない、専門性だけで突き抜けようとすると天性がある人たちには勝てない。
最低限の専門性は保有しつつ、他人が経験していない経験を積むことが長期的なキャリアにとって重要だということを示唆していると思います。
私も経験が差別化要素になるということは、常に経験があります。私は常に人とは違うこと、みんながやらないことをやるように心掛けています。
その結果、日系企業の時から比較すると約2倍の年収1600万以上になっていますし、転職する上でも複数社から選択できるようになっています。
世の中の大多数の人と同じことをやっていても付加価値が付かないわけです。差別化を図るということは非常に重要だと思います。
「いつでも転職できる」を武器にする – 松本 利明さん
3つ目は、外資系大手コンサルティング会社での経験を持つ、人事戦略コンサル担当の松本利明さんの書籍です。
「いつでも転職できる」を武器にする 市場価値に左右されない「自分軸」の作り方
こちらの本の中で私が重要だと思うポイントは下記の点です。
人にはそれぞれ向き不向きがあり、それぞれの持ち味がある。仕事を選ぶときは稼げるかどうかよりも、自分に向いていることを選ぶほうが得策である。
私が日系企業を辞めた理由の一つが向いている仕事ではなかったという点があります。私はバックオフィス系の経験がなく、ずっとお客様と対峙する職種でキャリアを形成してきました。
そんなとき人事異動でバックオフィスに配属されたのですが、本当に不向きでストレスを感じていました。日系企業では出世コースで将来の役職が保証されているとしても、私には耐えられませんでした。
起きている時間の半分以上を楽しくない仕事をするというのは非常にもったいない。自分らしくいられる仕事をしようと転職を決めました。
日系大企業の場合、キャリアは自分では決められないと言われますが、私はまったく同意できません。自分の人生なのに自分で決められないというは理解できませんし、皆さんが自分の意思で世の中のためになると思う仕事をすべきだと思っています。
皆さんも現職が向いていないと我慢されていたら、向いている仕事に転職されるのも一つの選択肢だと思います。
まとめ
今回は、私が転職する際に大切にしている思考がまとめられている書籍をご紹介しました。
どれも非常に重要なポイントで、転職してキャリアアップするには大切な戦略になると思います。
実際に私はこれらの思考法を活用することで日系企業から外資系企業へ転職し、日系企業の給料と比較すると2倍以上の入金力を得ることが出来ています。
時間はかかりますが、非常に再現性の高い方法ですので、皆さんも本で勉強しながら実践を積んでキャリアアップにチャレンジしてください。
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