毎月1万円の配当金をもらうにはいくら必要か?

株式投資

(この記事は、2021年12月9日に記載したものです。)

現在、私は平均して5万円程度の配当金をもらっていますが、かつては毎月1万円の時もありました。

今回は、毎月1万円の配当金をもらうために動き出すとしたら、どのくらいの投資元本が必要か考えて行きたいと思います。

結論:利回り4%だと投資元本は約400万円必要

日本株の場合、配当金への税率は20%、米国株の場合は30%弱ですが、それぞれの比率を加味するとややこしいので、前提として税率は20%で考えたいと思います。

投資元本が400万円だとして、利回り4%の株式に投資すれば、理論上16万円が税引前にもらえる配当金となります。

実際には、受け取るタイミングで税金(20%)が引かれるので、12.8万円となります。

以上が毎月1万円の配当金を受け取りたい場合、投資元本は400万円必要という根拠です。

毎月1万円をもらうためには、自動車1台分相当の400万円を投資すれば良いというのは、現実的に面白い投資だと思いませんか?

配当金は、本当に不労所得なので最初の一歩は大変ですが、一度形を作ってしまえば、あとは自動的にお金を生み出してくれるマネーマシンになるという感覚が重要です。

日本株は良いETFが無いので個別株

配当金の税率が20%の日本株ですが、残念ながら米国のように良いETFが無いため、個別銘柄を拾って行く必要があります。

初心者にとって個別銘柄を選定して投資するのは結構ハードルが高いです。

単元未満株で1株から購入できる証券会社がいくつか出てきましたが、それでも自分でポートフォリオを管理するのはかなり大変です。

数銘柄に偏って投資をするとリスクも大きくなるので、日本株の場合は高配当株30〜40社くらいに分散して投資をするのが良いかと思います。

400万円を利回り4%かつセクターも分散するように自分なりにポートフォリオを作ってみるのが勉強になるので良いかと思います。

どのような銘柄を選定するかはネットに色々な記事があると思うので、それらを参考に自分でリスクを取って投資すると良い経験になると思います。

米国株のETFを利用するのが圧倒的に楽

米国株は非常に良い高配当ETFが存在します。

その中でも私も投資しているのがVYMです。
バンガード社が提供しているETF平均以上の配当を出す普通株で構成されるFTSEハイディビデンド・イールド指数に連動するETFです。

個別株を選定する作業が日本株だと面倒ですが、これはETFでパッケージになっているので、選定の手間がありません。

その代わり管理手数料がありますが、0.06%とかなのでコストも安いです。

配当金にかかる税率が30%、為替リスクがあるのでそこだけ注意が必要ですが、面倒な手間が省けるのはとても便利です。

まとめ

今回は、毎月1万円の配当金をもらうにはいくら必要か?について記載しました。

利回り4%の場合は、投資元本400万円が必要でした。
これは日本株の場合なので、米国株の場合は税率が少し高いのでもう少し元本が必要です。

日本株にするか、米国株にするかはそれぞれの判断になるので、自分に合った投資を選択してください。

日本の高配当株であれば、下記の本も参考になるかと思います。

ブログ作成の励みになりますので、ぜひ下記↓のバナー「ブログ村」をワンクリックしていただけると嬉しいです。

PVアクセスランキング にほんブログ村

コメント

タイトルとURLをコピーしました