(この記事は、2021年5月9日に記載したものです。)
我が家の貯蓄額はいくらか?
貯蓄額=現金と置き換えさせていただきますが、我が家の貯蓄額は、約500万円です。
2021年4月末現在の資産が約4500万円ですので、10%程度の現金を保有していることになります。
現在の純金融資産の保有状況は、下記の記事を参考にしてください。
純金融資産の残り90%以上は、株式、債券、コモディティへ投資を行っており、お金に働いてもらう状況を作っています。
なぜ現金保有が少ないのか?
現金保有も投資の一つです。
現在、銀行は超低金利なので預けるメリットがまったくありません。
銀行に預けるよりも、株式、債券、コモディティに投資をしたほうが資産を増やすことができるので、そちらに投資をしているというわけです。
将来的に現金の方が利回りが良くなれば、キャッシュポジションを増やしますが、日本においてはそのような時代が生きている間で到来しないと思っています。
なぜ10%程度は現金を保有しているのか?
現金10%の理由は、生活防衛資金です。
ほとんど現金を保有せず、極力株式投資をした方が資産効率は高いです。
しかし、万が一体調が悪くなったり、交通事故にあったりして動けなくなった場合を考えて、一定の現金は保有しておくべきだと考えています。
特に我が家は子供が2名いるので、日常生活に困らない程度の現金は保有しておかなければならないと感じています。
独身時代は、現金保有が数%しかありませんでしたが、子供が生まれてからはもう少し余裕を持たせるようにしています。
現金はいくら保有しておけば十分なのか?
ここは人それぞれの考え方に依存する部分なので、一概にこれといった正解はないです。
我が家の場合は、毎月の支出の12ヵ月程度を目安に現金保有すると決めています。
人によっては、そもそも不要、6カ月、2年など意見が分かれる部分です。
生活防衛資金(現金保有の目安)が定まっていない人は、下記の手順と考えると良いと思います。
-
- 毎月の支出を把握する
- 何か月分の現金があれば心にゆとりをもたらすのか考える
- 純金融資産総額からみて、バランスが良いか見直す
純金融資産が1000万の人と3000万円の人では、10%と言っても100万と300万の差が出てきます。
資産が少ないうちはどうしても現金比率が高くなってしまいますが、必要な現金であれば仕方がないです。
無理に現金を減らして株式投資に回した場合、万が一何かアクシデントがあって換金を余儀なくされたら、元本割れするリスクが非常に高いです。
日常生活の安心があってこその株式投資です。
過度なリスクを取らないことが、とても重要です。
まとめ
今回の記事では、我が家の貯蓄額について記載をしました。
我が家では毎月の支出額の12カ月分を生活防衛資金とすると定めているので、その金額を現金で保有しています。
現金は流動資産ですぐに利用ができるので、とても安心できる金融資産です。
一方、流動性が高い分、資産を増やす効果はないので、自分が心地よい範囲で現金を保有し、それ以外は資産運用に回すことが必要になってきます。
今回の記事が皆さんの貯蓄計画に少しでも貢献できれば嬉しいです。
コメント