(この記事は、2021年10月25日に更新しました。)
トウシルに下記のような記事がありました。
最近、中国はカントリーリスクがあるということがわかっていたものの実際に色々な事象が起こっているので、引き上げた資金の次の投資先に注目が集まっています。
その中で人口の多さと今後の成長性から注目されているのがインドです。
今回はインド株に関連するETFについて見ていきたいと思います。
インド株式指数上場投信【1678】
野村アセットマネジメントが提供している投資信託が「インド株式指数上場投信(1678)」です。このETFは日本株として取引が可能です。
インドの証券取引所のNifty 50指数の円換算値との連動を目指すETFとなっています。
インドの証券取引所の50銘柄のうち時価総額、流動性、浮動株比率等の基準から選定された銘柄を時価総額比率で加重平均し指数化したものです。
50銘柄というのが分散があまり効いていない気がするので、一つここが気になるポイントです。
次に信託報酬です。
信託報酬は1.045%でかなり高めとなっています。
ETFを購入する場合、私は一つの目安として0.2%以下としているので、ここが許容できるかも一つのポイントです。
分配金は年1回ですが、実績がないため分配金利回りも0%となっています。
2009年11月26日に上場したETFですが、時価総額は109億円とかなり規模が小さいETFです。
信託報酬が1.045%と高い、分配金もなし、時価総額も109億円と小さい、以上の3つの観点から私はこのETFは購入できないと判断しました。
WisdomTree India Earnings ETF(EPI)
もう一つが米国株式市場で購入ができる、ウィズタムツリーIndia Earnings ETF(EPI)です。
ウィズダムツリーインド株収益インデックス(WTIND)の価格および利回りのパフォーマンスに連動する投資成果を目指すEFTです。
また、構成銘柄は利益額加重に基づきファンドの選定しており、300程度となっています。
直近の配当利回りは1.16%、時価総額は1000億円程度、経費率は0.85%となっています。
日本の投資信託より構成銘柄数が多く、経費率は0.85%と高いものの配当があるので相殺できるできる点は良さそうです。
しかし、時価総額が1000億円と少ない点が私は気になります。
時価総額が小さいと流動性が低いくく、少数の機関投資家が動いただけで価格変動を起こすので、私はあまり好みではないです。
従って、このETFも私は購入できないと判断しました。
まとめ
今回は、中国の次の投資先として注目を集めてるインドの投資信託、ETFについて記載しました。
結論、私はどちらの投資商品も現時点では購入しないと判断しました。
インドは人口動向から投資先としては非常に魅力ですが、投資信託、ETFとしてはまだ資金が集まっていないことから私は投資が難しいと判断しています。
インド市場に投資資金が一定数集まってから投資を始めても遅くないと思うので、タイミングをみて条件が良ければ投資をしたいと思います。
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