最適なアセットアロケーションとは?アッパーマス層の我が家のケース

株式投資

アセットアロケーションとは?

アセットアロケーションとは、自分が保有する資産をどこに、どのくらい配分するかという戦略になります。

どれか一つの投資先に集中投資することでハイリターンを狙うことができますが、失敗したときは全財産を失うリスクがあります。

一方、分散投資をすればリターンは少なくなりますが、分散しているため全財産を失うリスクは極めて低いです。

一点集中投資か分散投資かの戦略は、各個人のアセットアロケーション戦略次第です。

我が家のアセットアロケーション

アッパーマス層である我が家のアセットアロケーションについてご紹介します。

我が家は子供もいることから、リスクをできるだけ抑えて、資産を伸ばすことを主眼として考えているため、必然と分散投資を選択することになります。

どの投資先にどのくらい投資するのか、というのが次の問題になりますが、我が家は下記のようなアロケーションにしています。

    1. 株式:70%
    2. 現金・債券:20%
    3. コモディティ:10%

一般的に保有資産に対する株式投資割合は、『100ー自分の年齢』と言われています。

私はアラフォーですが、長期的に株を保有する予定なので資産増加を考えると株式が最も有望な投資先であるということで、比率を少し高くしています。

次に現金ですが、現金は約6ヵ月はに収入が無くても問題ない資金だけは手元に保有しておきます。逆にそれ以外は全てその他の投資先に投資を行います。
また、債券は米国長期債が下がったタイミングで購入するようにしています。値上がり益も配当金もあることから、ポートフォリオに加えることで、暴落時の資産目減りをマイルドにする狙いがあります。

最後にコモディティですが、これはゴールド、シルバー、仮想通貨になります。ゴールド、シルバーについては毎月定額で積立投資をして自動化することで、将来上がってればラッキーだと考えているので、日々の値動きは一切気にしていません。
また、仮想通貨も毎月定額で購入して、こちらも日々の値動きは一切確認しません。

株式投資の中でのアロケーション

株式投資に全体資産の70%を突っ込んでいるわけですが、ここでもどこに投資するのかがポイントになってきます。

我が家の場合は、下記のような戦略をとっています。

    • インデックス投資(50%):長期的な資産形成
    • 配当成長株投資(50%):配当金によるモチベーション維持とセミリタイア時の生活資金

長期的に資産を増やしたい場合、S&P500など指数に連動するETFまたは投資信託への投資が王道になります。

最終的にリタイアを考えると、十分な配当金を維持するにはベースとなる資金がかなり必要です。そのためにインデックス投資を採用しています。

また、配当株投資はインデックス投資と比較すると長期的な資産増加には負ける可能性がありますが、完全な不労所得が入ってくるメンタル的な安心感を得ることができます。

資産形成を行うモチベーションとしても有効な手段ですし、セミリタイアを考えるとすぐに手元に使える資金があるというのも配当金の重要な点です。

まとめ

今回の記事では、アセットアロケーションについて記載しました。

まもなく我が家は準富裕層のレンジに入りますが、そのレンジに突入しても今のアセットアロケーション割合は変更しないつもりです。

割合を変更するタイミングとしては、完全にリタイアして富裕層中間の2億円程度かなと思っています。

ここまでくればリスクを取って資産を増やす必要もないので、株式投資割合を減らし、債券割合を高めると思います。

今回のような内容が下記の書籍にまとまっているので、ぜひ興味がある方は確認してみてください。元ウォール街かつヘッジファンでも活躍した高橋ダンさんの書籍でYoutubeでも動画があるので、そちらもチェックしてみてください。

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