外資系企業は英語スキルが必須なのか?
外資系企業に転職したいけど、英語のスキルで下記のような心配をしていませんでしょうか?
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- 面接に英語が必要か?
- 英語がまったくわからないけど、業務をするうえで問題ないか?
今日は私が実際に外資系企業2社の経験から英語スキルの必要性について記載していきたいと思います。
面接に英語が必要か?
外資系企業ですが、多くの日本法人は日本のお客様を対象としていて、社員のほぼ全員が日本人となります。従って、面接はほとんどの企業で日本語のみで英語は無いケースが多いです。
私も今まで数社面接を受けていますが、大手の外資系企業の日本支店では英語での面接はなかったです。
では、英語での面接が必須のケースはどのような企業なのでしょうか?
私の経験では、日本支店の立ち上げの時期、日本支店の規模が小さいケースような企業の場合は英語面接が必須となります。
これはレポートラインが米国や欧州本社、シンガポール、オーストラリアになるため、入社後に上司となる外国人と会話するため英語が必須というケースがほとんどです。
自分がその立場だったらわかると思いますが、言葉が通じない人が部下にきたら嫌ですよね。最低限、会話ができる人が来てほしいというスクリーニングです。
日本のお客様にサービスを提供する際には英語は全く必要ないのですが、日本市場における戦略や売上状況などを本社へ報告するためには英語が必須となります。ただ、このようなケースは入社前にわかりますので、行きたい企業がこのようなケースの場合、相当の英語スキルがないと厳しいので、個人的にはおすすめしません。
長期的な視点で英語スキルを伸ばしたいのならば飛び込んでも良いですが、日本語でさえ難しい戦略説明や業績回復プランの説明を英語かつ異文化の人にするのは相当しんどいです。
日本語で十分働ける環境がありますので、自分の英語スキルに合った企業を選択するのがベターです。
英語がまったくわからないけど、業務をするうえで問題ないか?
結論から言うと、日本法人で日本のお客様に業務を行う上では英語スキルはまったく必要ありません。
本社からの英語文章はGoogle翻訳やDeepLなど翻訳ソフトを利用すれば概要は理解できますし、多くの日本人の方はリーディングは問題ないと思いますので、ここで苦労することはないと思います。
製品の最新情報はどうしても英語なのですが、これも日本語にローカライズされて出てきます。どうしてもリリース前に情報を把握しておいて、他の社員をマウントしたい人以外は正直日本語がリリースした後に勉強すればぜんぜん大丈夫です。
では、どのような人が英語が必要なのでしょうか?
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- いずれ本社で仕事をしたい
- 日本支社でも執行役員クラスまでいきたい
こんな人はビジネス上級の英語スキルは必須かと思いますが、これ以外の人は正直不要だと私は考えています。
実際、私は日本企業に在籍している時代に下記のレアジョブというものを受けて英語スキルをひそかに伸ばしていました。
言うまでもなく、英語が理解できて、話せるほうが転職の幅が広がるので、メリットがあるのは間違いないです。だた、それなりの努力と時間がかかるので、費用対効果があるのかしっかりと考えて取り組むべきです。
英語ができないから外資系企業に転職できないということは決してないのですが、より高い収入、より高い地位で仕事をしたい場合は英語スキルは伸ばした方がいいことしかないのも事実というのは理解しておくと良いです。
まとめ
今回は外資系企業の転職において英語スキルは必須かどうかについて記載しました。
2社経験した私の意見ですが、英語スキルがあれば執行役員レベルのキャリアアップや本社勤務の可能性が出てきますが、英語スキルが無くても問題ないという意見です。
実際、私も4年外資系企業で過ごしていますが、同僚で英語があまりできない人がたくさんいますが、業務に支障をきたしている様子は感じられませんし、私も感じません。
もちろん、わからない単語など出てくることもありますが、その場合は翻訳ツールもあるのでまったく問題ないです。
入社後に英語スキルを習得することも可能ですので、ぜひ外資系企業へチャレンジしていただければと思います。今回の記事が参考になれば幸いです。
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