(この記事は、2021年10月10日に記載したものです。)
2021年9月末時点で純金融資産5,000万円に到達することができました。
アッパーマス層には30代半ばで到達でき、約2年で準富裕層に突入することができました。
マス層からアッパーマス層は11年と長い期間がかかりましたが、アッパーマス層から準富裕層へは2年というかなり短い期間で達成ができています。
今回はどんなところがポイントだったのか、振り返ってみたいと思います。
準富裕層の割合はどのくらいか?
野村総合研究所の2019年のある調査データによれば、日本における準富裕層の割合は、全体の6.3%(341.8万世帯)存在すると推定されています。
引用:https://www.nri.com/jp/news/newsrelease/lst/2020/cc/1221_1
大体、学校の1クラスに1名いれば良いと言うイメージかなと思いますが、このデータは全体なので30代という条件にするともっと割合が低くなります。
下記は、金融広報中央委員会の家計の金融行動に関する世論調査を加工してグラフにしたものですが、2020年時点のデータで純金融資産を3,000万円以上保有しているのは30代の場合、0.9%しかいないことがわかります。
純金融資産5,000万円以上のデータがないので、正確な割合はわかりませんが、おそらく0.9%の1/3程度まで落ちるのではないかと思うので、そう仮定した場合は0.3%ほどだと推定されます。
330名に1人程度の割合なので、同級生全体に一人もいない可能性があると言うイメージです。
つまり、30代で準富裕層に到達したというのは、かなり努力できたという証明になるかなと思っています。
ポイント1 銀行口座から天引きで投資に回す
我が家ではiDeCo、つみたてNISA、自社持株会などを実施していますが、いずれも銀行口座から定期的に引かれて投資の方に回っています。
一般的には手取りの15%を投資に回せと言われていますが、我が家の場合40%ほど投資に回すことができています。
世帯年収が上がると生活水準も上がり、支出が増えがちですが、我が家の場合は生活水準を極力あげないようにしてきました。
この点については、次のポイント2で詳細を記載したいと思います。
ポイント2 年収に応じて支出を増やさない
20代の頃は年収400万円くらいしかありませんが、今では世帯年収で2,000万円以上となっています。
ここまで世帯年収が高いといろいろ買えるようにはなるのですが、一度生活水準をあげてしまうと元に戻すのは難しいので、できる限り変えないように気をつけていました。
実際、下記のような感じです。
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- 服:基本的にユニクロ
- 時計:結納の時に購入したオメガのクウォーツ(自動巻きだとオーバーホール費用がかかるので電池)
- 車:国産のファミリーワゴン
- 家:23区ですが建物はそこまでお金をかけず
- 外食:週1回ファミリーレストラン
- 旅行:大型連休の帰省、月1回程度の温泉宿泊(安いホテルに泊まって回数行くタイプ)
もっとお金を使おうと思えば使えますが、それよりも大切だと思っていることがあるので支出をあえて抑えています。
お金は使ってしまえばその時点で無くなってしまいますが、投資をすればお金がお金を生み出してくれます。
私は大学生時代にFXのデイトレードとスワップ取引をして損も得もしていたので、社会人になってからは資産をしっかり守るガードが高くなっていた気がします。
ポイント3 転職して入金力を増やす
3つ目のポイントは、入金力を増やしたということです。
私は新卒で日系大企業に就職したのですが、周囲の働かない人たちと比べて圧倒的に給料が低いことにとても疑問を抱いていました。
「同じ仕事をやっているのに若い私の方は給料が安いっておかしくないか?」
ずっとこの疑問を持っていて、あるタイミングで給料が倍以上になる外資系企業へ転職をしました。
最初はクビになるかもしれないという怖さがありましたが、実際入ってみるとよほど悪いパフォーマンスではないとクビもないですし、適正な給料が支払われていると感じられる給与水準でした。
さらに、そこで満足しては成長が止まってしまうので、次の目標を立って転職を行なって現在に至っています。
次の目標は40歳で年収2,000万円なので到達できるかわかりませんが、目標設定することでどうすればその目標に到達できるのか考える時間が増えるので、目標設定はとても大切だと思っています。
まとめ
今回は、30代後半で準富裕層(純金融資産5,000万円)へ突入ということで、ポイントを3つほど記載しました。
毎月一定額を投資に回す、支出をできるだけ抑える、入金力を高めるというのがポイントだと考えています。
どれも文字にすると当たり前のことですが、長い期間続けることができるのかどうかが重要です。
おそらく一般的な人はこれは10年以上続けるのは相当難しいと思います。相当な胆力が必要です。
私がここまで継続してこれたのは、お金に縛られないで仕事を選択できるようにしたいという思いがあるからだと思っています。
機会があれば、自分なりの仕事観については一つの記事にしたいと思います。
富裕層を目指すには、すでに富裕層である人たちの思想を真似ることから始めるのも重要です。
私も下記の本に書かれていることをいくつか実践しているので、ぜひ皆さんも真似してみてください。
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