(この記事は、2021年9月19日に記載したものです。)
Business Insiderに下記のような記事がアップされていました。
20代がFIREしたい本当の理由。目指すのは「早期退職じゃない」
最近、FIREという言葉を目にしたりメディアでもこの言葉を取り上げることも多いと思います。
主に早期退職した人を取り上げることが多いので、FIRE = 早期退職というイメージが付いているかと思います。
私もそうですが、FIRE = 早期退職ではないので、このありを記事の内容を交えて私の今感じていることを記載していきたいと思います。
仕事を辞めても良いという選択肢を持つ
これは私が新卒で入社した当時から思っていることと同じです。
いつでも辞められる選択肢を自分の中で持つことで、自分らしい仕事ができると感じているので、このような考えを持っています。
今の仕事にしがみついていないと生活ができないとなると、自分の意見も言えず、上から降ってきた仕事だけをやることにどうしても陥ってしまいます。
そうではなく、自分が社会のためにとって正しいと思うことを今の職場でやる。
そのためには仕事を辞められるという選択肢を持っておくと良いよね、っということです。
理解できない方もいると思うのですが、私はそういう状況に持ち込んだ方がパフォーマンスが発揮できるタイプなのです。
目を背けてきた夢を叶える手段としてのFIRE
この気持ちもよく分かります。
どんな職業で働くか検討する時、結局は年収の高くなりそうな分野を選択していました。
でも本来、自分が何をやりたいかで職業を選択するのが良いのではないかと思っています。
子供たちには自分が感じた思いはできる限りさせないよう、ジュニアNISA口座で最低限の生活ができるレベルの株式投資をして、配当金を得られるようにしたいと考えています。
ベースとなるお金があれば、自分がやりたいことに向き合って職業選択をできるかもしれないなと考えているからです。
また、会社に属するのではなく、起業して自分で事業を起こすことも選択肢として持ってほしいと思っています。
私も経済的自由を手に入れて、小さくても良いのでいくつか事業を起こしてみたいと考えています。
「若年層」が日本で働き続ける苦しさ
私は新卒で日本の大企業に就職したのですが、数年勤務するとなぜ自分よりも働いてない人が自分よりも圧倒的に給料が良いのだろうか?と疑問を持つようになりました。
そして、課長以上の役職になると55歳で役職定年を迎えて給料が下がるのも理解ができませんでした。
1%にも満たない確率で執行役員レベルになれれば、会社をまたいで退職金を複数回もらえることになりますが、そんな不確実なことに人生の大半の時間を費やすのはもったいないと感じていました。
そして、このまま大企業に一生懸命働いて出世しようが、出世しまいが大した差にはならないということにも気づいてしまいました。
もちろん、退職金、年金では差がつきますが、40年後とかの話なので全く現実味がないです。
私の親の世代は長く勤めることで給料が右肩上がりに上がり、終身雇用が約束されていて年金生活を送るのが当たり前だったと思います。
しかし、私たちの世代では給料が徐々にカットされ、税金負担が増え、さらに年功序列も崩壊して将来が全く見えない状況です。
こうした状況なので1社に最後まで勤めるというのは難しいと思いますし、さっさと必要最低限の資産を確保して悠々自適な暮らしをしたいと思うのは容易に想像できます。
今後もこの状況は変わらないと思うので、しっかりと資産形成をして自分の生活を自分で守るはもちろん、親として子供にできる準備はしておこうと思っています。
まとめ
FIREムーブメントは、日本の労働問題の写鏡であるという記載がありましたが、本当にそう思います。
結局は自分の人生ですから、自分で切り開いていくしかないのですが、今のこの仕組みを変えないと日本の企業が成長することはないのではないかと不安になります。
私は外資系に来て数年になりますが、日本の大企業も外資系企業と同等の労働条件になってくれるととても嬉しいです。
いつか、日本の会社に入ればFIREなんて考えもしない、素晴らしい労働環境を提供しているから、こんな時代になってほしいなと思っています。
セミリタイアに関しては、30歳という若さで到達された三菱サラリーマンさんの本も参考になると思いますので、よかったら読んでみてください。
ブログ作成の励みになりますので、ぜひ下記↓のバナー「ブログ村」をワンクリックしていただけると嬉しいです。
コメント