REITとは?
REITとは、Real Estate Investment Trustの略称で、不動産投資信託です。
簡単に言うと、不動産の詰め合わせパックのようなもので、商業ビル、複合施設、住居などに総合的に投資しているものや、それぞれに特化した商品もあります。
個人で不動産を購入しようとすると、銀行から借り入れを行って、投資を行わないといけませんが、REITを利用すれば最低数千円から間接的に不動産投資を行うことが可能となります。
REITを活用して毎月家賃収入を得るとは?
REITを購入すると分配金を貰うことができるので、毎月家賃を貰うとはこの分配金をもらうということを意味しています。
そして、REITは分配金の配布月が決まっているので、毎月分配金を貰えるように銘柄を選定して購入することが必要になってきます。
REITもいろいろと種類があるので、選定するのが大変かと思います。
次の項目で私が実際に購入しているREITをご紹介します。
どのREITを選択すれば毎月分配金を実現できるのか?
私が保有しているREITは下記の3つの銘柄になります。
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- ONE ETF 東証REIT指数(2556) 分配金月:1,4,7,10月
- ダイワ上場投信-東証REIT指数(1488)分配金月:3,6,9,12月
- iシェアーズ・コア Jリート ETF(1476)分配金月:2,5,8,11月
私が投資を行っているのは、J-REIT ETFというもので、東証REIT指数に連動するETFになります。
個別のREITで分配金の配布月をずらして購入することも可能です。しかし、個別銘柄の選定は非常に難しいと思います。
例えば、コロナショックの時には商業ビル、複合施設のREITは50%以上暴落していて、元の水準に戻るのも遅く、含み損を抱えていつ戻るのかもわからないまま保有し続けるのはメンタル的に難しい状況でした。
一方、東証REIT指数に連動するETFを購入しておけば、日本全体の不動産市場が消滅することはないので、保有し続けることで暴落してもいつかは回復するので、心穏やかに過ごすことができます。
配当利回りも重要ですが、投資の基本として市場から退場せず、市場に居続けるのが重要なので、投資先が無くならないことは非常に重要です。
分配金利回りはどのくらい?
2021年3月末時点の私が保有しているREITの利回りは下記のような状況です。
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- ONE ETF 東証REIT指数(2556) 利回り 2.57%
- ダイワ上場投信-東証REIT指数(1488)利回り 3.55%
- iシェアーズ・コア Jリート ETF(1476)利回り 3.34%
平均すると現在の株価の利回りで3.15%となります。3%以上ではあるので高配当ではあります。
私が上記のETFを購入したのはコロナショックの少しあとだったので、利回りは4%以上となっています。
高配当株投資で重要なのは、暴落した時に購入するという点にあります。ただ、これは非常に難しいので、チャンスが来た時に購入できるよう資産全体の10%程度をキャッシュで保有しておくのも一つの投資戦略です。
まとめ
今回は、東証REIT指数に連動するETFを購入することで、毎月分配金を得る方法を記載しました。
個別銘柄のREITは選定が難しいですが、指数に連動するETFならば初心者でも安心して投資することが可能です。
今回ご紹介したETFのうちiシェアーズ・コア Jリート ETF(1476)は1株から購入が可能ですが、その他のETFは最低10株単位での購入なので、2万程度の金額が必要になります。
もう少し少額から投資をしたいという場合は、1株から購入できるSBIネオモバイル証券がおすすめです。
東証REIT指数に投資して、間接的に毎月家賃を貰いましょう!
投資は自己判断、自己責任でお願いします。
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