三菱HCキャピタル(8593)から配当金 – 令和3年

日本株

(この記事は、2021年6月14日に記載しました。)

三菱HCキャピタル(8593)

2021年4月から三菱UFJリースと日立キャピタルが統合して、三菱HCキャピタルという名称に変更となりました。

三菱UFJグループの企業として、リース業務を行っており、日立キャピタルとの統合でリース業界では首位級となり、総資産10兆円を保有しています。

コロナの影響で航空機リースは苦戦していたようですが、不動産が好調のようで今期も増配し、23期連続の増配を発表しています。

財務的には下記のような状況です。自己資本比率が高く、有利子負債は少し多めとなっています。

自己資本比率 12.9%
流動比率 199%
有利子負債比率 582%
PER 9.38
PBR 0.67

リース会社ということもあり、有利子負債比率が高めです。
日立キャピタルとの合併によって、効率化が図れると思うので、財務的な改善は今後期待です。

営業利益率は9%程度なので、安定して利益を確保できていると思います。

また、将来的には上場廃止をして、三菱UFJフィナンシャルホールディングスと合併なんという期待もしています。

配当金の推移

過去の配当金の推移は、下記の通りで現在のところ23期連続で増配中です。
昨年からの増配率は2%で2020年はコロナショックがあったために増配率は低めとなっています。

2016年 12.3円
2017年 13円
2018年 18円
2019年 23.5円
2020年 25円
2021年 25.5円

2022年の配当金予想は、26円の増配となっています。
過去7年間の平均配当性向は25%なので、まだまだ配当金への余力はあるので、今後も期待です。

株主優待

残念ながら、三菱HCキャピタルは、株主優待がありません。

この銘柄は、下手な株主優待を新設するよりも、配当金を増額し続けてくれた方が嬉しいですね。

中途半端な株主優待よりも配当金の方が使い道が広がりますからね。
配当金の場合、税金が取られますが・・・

総合利回り(配当利回り+優待利回り)

配当利回り 5.1%

我が家の平均取得金額が500円なので、今期の配当金25.5円から算出すると税引き前の配当利回りが5.1%となります。

コロナショック時に購入したので、かなり利回りが高いですね。
2021年6月中旬では608円台なので、利回りは4.19%となっています。

我が家は、700株保有していますので、今期の配当金は17,850円をゲットできる予定です。
前期は半分の8,925円をゲットしました。

1枚遅れてきたので、写真を撮るのを忘れてしまいました。

優待利回り 0%

残念ながら株主優待が存在しないため、0%となります。

従って、総合利回りは5.1%となります。

まとめ

今回は、三菱HCキャピタル(8593)について記載しました。

配当利回りが現在の株価でも4%以上と高配当株です。

今後、大幅な増配は期待できませんが、日立キャピタルとの経営統合で効率化を図っていくと思うので、地味な増配は続くと思われます。

現時点で買い増しは検討していないですが、また400円台に株価が下落した場合は、業績を加味して買い増しをするかもしれません。

皆さん投資は自己判断、自己責任でお願いします。

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