(この記事は、2021年7月16日に記載しました。)
配当金管理アプリ「配当管理」
私は配当金の計算は、Excelを利用して計算していたのですが、いちいち手動で金額を修正するのはめんどうですよね?
配当金を自動で計算してくれるモバイルアプリケーションが「配当管理」です。
アプリのアイコンは、下記になります。
Androidアプリ:こちら
iOSアプリ:こちら
基本無料ですが、プレミアム会員(月280円)のプランもあります。
有料会員の場合、下記のメリットがありますが、無料プランで十分です。
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- 広告の非表示
- 税引き後の配当金額表示
- 円グラフその他表示(閾値)の手動調整
メリット1:日本株、米国株の配当金が管理できる
日本株、米国株の名称またはコードを入れると登録が可能です。
ベストは証券口座から自動で連携してくれると良いのですが、残念ながら手動登録となります。
登録方法は下記のイメージになります。
銘柄を検索して、保有株数、取得単価を手動で入力するだけです。
米国株の場合、米ドル、日本円どちらでも取得金額を入力することができます。
為替レートは、閲覧日のものが適用されます。
銘柄の登録が完了すると、下記のように配当金額、年利が表示されるようになります。
一覧で確認することが便利なので、とても便利です。
メリット2:資産ポートフォリオをグラフで確認できる
下記のように保有株割合を円グラフにして図示してくれるので、とても見やすいです。
セクター分散をしたり、個別銘柄に偏っている場合にリバランスしたりする場合に非常に便利かと思います。
Excelでも管理できなくはないですが、価格が変動したらすべての株の価格を変更しないといけませんし、配当金も手入力すると大変です。
保有株が少ない場合はExcel運用でも問題ないですが、日本株で高配当株ポートフォリオを組む場合、40~50銘柄くらいは欲しいと思うので、「配当管理」アプリがあると効率的です。
メリット3:年間配当金の想定額と配当月がわかる
年間配当金の想定額と配当予定月を確認することができます。
取得単価に対する簿価利回りも把握することができるので、とても便利です。
上記のイメージグラフは毎月配当金をもらえる形になっていますが、日本株の場合、6月、12月が多くなりがちなので、他の月にももらえるようにREITや米国株を組み合わせて均等にするということもできるかと思います。
私は思いっきり6月、12月に配当金が固まっていますが、キャッシュポジションがたくさんあればいつ配当金が入金されるかについては、さほど重要ではないかもしれません。
デメリット1:各証券会社と自動連携できない
各証券会社と自動で連携ができないので、すべての銘柄を手動で登録しないといけません。
私のように日本株で個別に高配当株ポートフォリオを組んでいると40銘柄以上に分散しているので、登録するだけで結構大変です。
一度登録してしまえば良いですが、そこそこ大変な作業ではあります。
デメリット2:税引き後は自動で計算できない
無料プランの場合、配当金は税引き前の金額なので、実際の受取金額を計算する場合、自分で差し引く必要があります。
NISA口座の場合、非課税ですがこのあたりもごっちゃになっているので、自分で計算しないといけません。
また、配当控除を利用すると税率20%ではなくなるので、このあたりはどうしても手動で計算せざるを得ないかなとは思います。
デメリット1に記載したように、証券会社と連携してくれればNISA口座は非課税という計算はできそうですが、今後に期待です。
デメリット3:投資信託は登録できない
配当金を出す投資信託は少ないと思いますが、投資信託は登録できません。
全体の資産額も把握しつつ、配当金の総額も把握できるのが理想ではありますが、無料でそれら両方を一括で管理できるのはないかと思います。
配当であれば「配当管理」、株式の全体資産額であれば「RoboFolio」などどうしても分割して管理する必要があります。
私の場合、家族4名分の口座に加えて、海外証券口座、仮想通貨口座があるので、正直どのアプリを利用しても一括管理は難しいです。
きっと皆さんも同じ悩みを抱えているかと思うので、将来的に横ぐしアプリが登場することを期待しています。
まとめ
今回は、配当金管理アプリの「配当管理」をご紹介しました。
Excelなど手動で管理していた人は、ぜひ使っていただきたい無料アプリです。
有料プランもありますが、無料プランで十分です。
また、コツコツ高配当株を集めていくことで配当金が増えていくので、積立のモチベーション維持にも有効なアプリだと思いますので、活用してみてください。
高配当株投資に興味があるという方は、下記の本も参考になると思います。
米国株の場合、VYM、SPYD、HDV、SDYなど優良ETFがあるので、シンプルで簡単だと思います。
初心者の方は、まず米国株から始めてみるのもおすすめです。
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