DIE WITH ZEROを読んだのでレビュー

支出の適正化

(この記事は、2021年8月17日に記載したものです。)

今回はビル・パーキンスさんのDIE WITH ZEROを読んだので、レビューを記載したいと思います。

日本語訳だと「資産ゼロで死ぬ」ということですが、一体どういうことなのか?

今回の記事では、私なりの理解を書きたいと思います。

資産を多く持って死んではもったいない

若い時から貯蓄をし、そのお金を投資に回して長期投資で1億円以上の資産を築くことも理論的に可能です。

米国ではガソリンスタンドの従業員が長期投資で数億円の資産を築いて、亡くなる直前にその資産を全額寄付したなんていう話もあったりします。

これは果たして本当に達成したかったことなのでしょうか?

私もふと思ったのは、お金は使うタイミングが非常に重要だということです。

セミリタイアするから、老後が心配だからといって不必要に蓄財しすぎていることはないでしょうか?

退職してからお金を使おうと思っても、その時には体調が悪くてやりたいことができないかもしれない。

最低限の資産運用は必要ですが、必要以上の資産運用は少し見直した方がいいなと感じました。

使うところには使う、メリハリが重要かなと思います。

経験の配当にこそ価値がある

若い時に節約をして投資にばかりお金を回していると、自己投資や旅行などに必然的に回すお金がなくなります。

そうなると、本来若い時にできた経験を積まずに年齢を重ねることになります。

これがどんな意味を持ってくるのかは人ぞれぞれですし、経験の価値を有効活用できるかもその人次第ではあります。

しかし、経験をしないことには何も始まらないので、やはり経験をしているかどうかは重要だと感じています。

特に20代の若い時には、節約して給料の半分を投資に回すのではなく10%程度にして、自分のスキルを磨くための投資にお金を使った方が良い気がします。

海外旅行も視野が広がる重要な経験ですし、オンライン英会話も英語を利用してどんな場所でも働ける最低限の語学力になります。

そのスキルがいつ、どのような形で自分に恩恵をもらたすかは全く未知ですが、やらないよりはやった方がいいというのは間違いないと思います。

私も海外留学を諦めた人なので偉そうなことは言えないですが、自分の子供にはやりたいことをお金で諦めて欲しくないと思っています。

子供に資産を早めに移管しておく

遺産を受け取るタイミングが60歳を過ぎてからだと、それをもらっても有効に使える可能性が狭まってしまいます。

20代から30代のうちにある程度の資産を移管しておくことで、より早い段階で経験の配当を得られるチャンスを獲得することができます。

もちろん、正しい使い方をしてもらわないといけないので、使い方についてはレクチャーが必要だと思いますが、なるベく早い段階で色々な経験ができるよう親はサポートすべきだなと感じました。

我が家はジュニアNISAを活用することで、子供に早い段階で金融教育を行なって、配当金を使って経験の配当も受け取れる仕組みを考えています。

残念ながら日本では金融教育システムが整っていないので、ここは親がしっかりと伝えていく必要があると思っています。

 

まとめ

今回は、ビル・パーキンスさんのDIE WITH ZEROに関する感想を記載しました。

投資で資産を拡大することばかりに目がいっていましたが、お金を正しく使うことも非常に重要だと感じました。

特に有形資産(洋服、車など)に対する投資ではなく、無形資産(自己啓発、旅行など)に対する投資が、個人的には有益だなと思いました。

無形資産に関しては、その価値を生かすも殺すも自分次第ですが、人と違った強い武器になるので、ここは大切にしていきたい考え方になります。

「DIE WITH ZERO」、ぜひ皆さんも読んでみてください。

 

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