30代における準富裕層の割合とは?令和2年(2020年)版

セミリタイア・FIRE

(この記事は、2021年10月13日に更新しました。)

我が家は2021年9月末、ついに準富裕層(純金融資産5,000万円)に到達しました。

今現在どのポジションにいるのか確認のために、今回は30代における準富裕層の割合について考えていきたいと思います。

30代における準富裕層の割合は?

令和2年(2020年)30代における純金融資産3,000万円以上の割合は、わずか0.9%でした。

純金融資産3,000万円以上の割合になるので、アッパーマス層、準富裕層、富裕層、超富裕層が含まれていますが、準富裕層にあたる純金融資産5,000万円以上のデータが存在しないため、正確な割合は不明です。

おそらく、0.9%の1/3程度にはなると思うので、0.3%程度が30代における準富裕層なのではないかなと推定されます。

なお、データは、金融広報中央委員会の家計の金融行動に関する世論調査を加工してグラフにしたので、生データを確認したい人はそちらを参照してください。

30代で準富裕層層(純金融資産5,000万円)に突入された方は、あまりにもレアすぎて周囲にはなかなか相談できない状況かなと思います。

30代の場合、純金融資産が1,000万円でも上位20%なので、まだ株式投資など資産運用を始めていない方は、まず1,000万円を目標にしていただくのが良いかと思います。

私は2021年9月末に準富裕層(純金融資産5,000万円以上)に突入しましたが、最初の1,000万円は途方もなく長く感じた記憶があります。

新卒で会社に入社してから持株会、iDeCoなんでも良いので、積立投資をすぐに少額から始めることをおすすめします。

投資はとにかく早く、長期で続けることが何より重要です。

全世帯におけるアッパーマス層の割合はどのくらいか?

野村総合研究所の2019年度 調査データによると、準富裕層(純金融資産5,000万円以上、1億円未満)は全体の6.33%となっています。

準富裕層以外の割合は、下記の通りです。

引用:https://www.nri.com/jp/news/newsrelease/lst/2020/cc/1221_1

マス層(純金融資産が3000万円未満)が全体の78%を占めており、ほとんどの人がマス層に位置しているのがわかります。

アッパーマス層(純金融資産が3000万円以上、5,000万円未満)が全体の13.1%となっています。マス層から一つ階段を登るだけでも一気に割合が減ることがわかります。

富裕層(純金融資産が1億円以上、5億円円未満)は全体の2.3%となっています。100世帯に2世帯の割合ですが、意外と周囲にも富裕層がいるかもしれないですね。

富裕層(純金融資産が5億円以上)は全体の0.16%となっています。さすがにこの層はとても少ない割合で、普通に生活していても周囲で出会うことはかなり少ない確率かなと思います。

下記の記事も参考にしてみてください。

まとめ

今回は、30代における準富裕層の割合について記載しました。

全世帯で見ると6.33%でしたが、30代という年齢でカットすると、推定0.3%程度とかなり貴重な存在になっていることがわかります。

30代の時期にこれだけの資産を形成して、さらに浪費せず株式投資で資産運用を行えば、間違いなくミリオネアにはなれると思っています。

下記の書籍は、そんなミリオネアたちの特徴をまとめた本になっています。
統計データをベースにミリオネアたちの傾向がわかるので、その思考を真似ることからスタートすると良いかなと思います。

 

次のステージである富裕層に向けて、またコツコツ頑張っていきたいと思います。

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