つみたてNISAってどうなの?
つみたてNISAを始めようと思っている方も多くいると思います。今回は、つみたてNISAを始めようと思っている方の下記のような疑問点にお答えしようと思います。
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- つみたてNISAってどんな制度なの?
- 運用している人の実績はどうなのか?
- どこの証券会社で始めるのが良いの?
つみたてNISAとは?
つみたてNISAとは、下記のような特徴を持った制度です。
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- 年間最大40万円まで投資が可能
- 厳選されたつみたてNISA対象の投資信託のみ投資が可能
- 2037年まで最大20年間非課税
1つ目の特徴は、年間最大40万円まで投資が可能という点です。
一般NISAであれば年間120万円までですが、つみたてNISAの場合は年間40万円までとなります。なぜ金額が小さく設定しているかというと、長く投資を続けて欲しいという国の意図があるからです。
年間120万円を株式投資に回すことが出来る人はそこまで多くありません。しかし、40万円であれば月3.3万円を投資に回せば達成可能な額なので、そこまで難しくはないですよね。無駄な支出を洗い出せば、多くの人が捻出できる額かと思います。
2つ目の特徴は、厳選されたつみたてNISA対象の投資信託のみ投資が可能という点です。
一般NISAの場合、株式、債券、REITなど幅広い金融商品を選択することができます。一方でつみたてNISAは金融庁が許可した投資信託のみ投資対象となります。
つみたてNISAは長期間の運用を大前提とした制度でインデックス投資の投資信託が中心となっています。これは、過去の統計データから20年以上株式で運用すれば、かなりの高確率で元本割れを起こさず、資産がプラスになるとわかっているからです。
こういった株式投資の恩恵を多くの国民の人に享受してもらうための制度です。アセットアロケーションが組めないという方もいらっしゃいますが、年間40万かつ長期運用前提であればそこまで考える必要性はないと私は考えます。
3つ目の特徴は、2037年まで最大20年間非課税という点です。
つみたてNISAの実績公開
つみたてNISAを初めて約2年になると思いますが、現在の運用利回りは30.4%となっています。コロナショックの時はかなり利回りが落ちましたが、見事に今は回復しています。ざっくり年間平均利回りは10%くらいですので、かなり優秀かなと思います。
資産推移のグラフはこんな感じになっています。コロナショックの垂直落下部分が消えちゃってますが、暴落後はきれいな右肩に上がりになっています。インデックス投資はこういうグラフになるのが気持ちいいですね。
購入している投資信託は、SBI証券のSBI・バンガードS&P500になります。
信託報酬がS&P500インデックスの中で現状最安値であることからこちらの投資信託を現在は購入している状況です。
信託報酬の差は微々たるものなので、時価総額重視ならば、e-MAXIS Slimでも良いと思います。
我が家はSBI証券を利用
つみたてNISAはSBI証券を利用中です。
普通株式のメイン証券がSBI証券ということもあり、つみたてNISAを利用しています。
長期的な資産運用になるので、規模が大きく、安定しているネット証券にしたいと考えていました。SBI証券は、ネット証券のシェアトップということで選定をしています。
また、SBI証券は米国株式投資も可能なので、その点からも口座は保有しておいた方がよいネット証券だと思います。
まとめ
今回はSBI証券における我が家のつみたてNISAの実績を公開しました。
まだ初めて3年ほどですが、順調に資産が増えていることがわかったかなと思います。
もちろん株式投資にはリスクがあります。コロナショックの時にはインデックス投資も20~30%の下落はすると覚悟をしておいた方が良いです。
しかし、必ず株式投資は元の水準に戻って、それを超えていくことを昔から繰り返してきました。歴史は繰り返します。つみたて投資はつまらないですが、コツコツ頑張っていきましょう!
投資は自己責任、自己判断でお願いします。
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