ファンコミュニケーションズ(2461)から配当金 – 令和3年

日本株

ファンコミュニケーションズ(2461)

アフィリエイト広告の独立系大手で有名なA8.netを運用している企業です。

事業の柱がアフィリエイト関連になり、それ以外の事業の柱を探している状況ですが、今のところ柱になりそうな事業は出てきそうにない状況です。事業戦略を見ても、いまいちわからないです。

プライバシー保護の観点から3rd Party CookieをGoogleが廃止するという話題があり、アフィリエイトは終わったなどという方もいます。しかし、アフィリエイト広告がゼロにはなりませんし、Google含めて大手のアフィリエイトはこれに変わる方法に対応をしてくので、過渡期は厳しい状況もあると思いますが、そこまで個人的には心配はしていません。

財務的には下記のような状況です。自己資本比率も高く、有利子負債も少ない状況です。

    • 自己資本比率 77.7%
    • 流動比率 430%
    • 有利子負債比率 0%
    • PER 17.19
    • PBR 1.51

現金も195億円ほど保有しており、流動負債よりも多く保有している状況となっているので安心感はあります。

売上はコロナの影響もあって下がっていて、2021年、2022年の売上も1%程度のマイナス予想となっています。

アフィリエイトが完全に無くなることはないので、今後も安定した売上と利益は見込めますが、爆発的な売上向上もないため成熟銘柄かと思います。

配当金の推移

過去の配当金の推移は、下記の通りで現在のところ普通配当は4期連続で配当維持です。
残念ながら増配率は0%です。EPSが上がっていないので仕方ないですね。

    • 2016年 18円
    • 2017年 19円
    • 2018年 19円
    • 2019年 19円
    • 2020年 19円

今年の配当金予想も19円となっています。配当性向が平均するとざっくり50%程度ですので、通常の経済状況であれば、もう少し配当余力はあるかと思います。

今年はコロナの影響で利益が多くに下がってしまったので、配当性向も70%近くになっています。それでも19円を拠出してくれたことはありがたいですね。

株主優待

残念ながらファンコミュニケーションズは、株主優待がありません。

今後の株主優待新設されれば良いですが、東証再編を考えるとちょっと難しいかもしれませんね。

ここは過度な期待はせず、新設されたらラッキー程度の気持ちでいます。

総合利回り(配当利回り+優待利回り)

配当利回り 4.06%

我が家の取得金額が468円なので、今期の配当金19円から算出すると税引き前の配当利回りが4.06%となります。

優待利回り 0%

残念ながら株主優待が存在しないため、0%となります。

従って、総合利回りは4.06%となります。

まとめ

今回は、ファンコミュニケーションズ(2461)について記載いたしました。

配当利回りが現在の株価でも4%以上と高配当株です。しかし、業績推移を考えると今後増配は厳しいのかなと思っています。

我が家も100株しか保有しておらず、今後買い増しする予定はないです。コロナの影響でアフィリエイト広告への投資が減っていると思うので、今後も数年は増配することはないと思っています。

通常は100株単位での購入なので、2021年3月末の株価だと約42000円が必要です。まとまった資金が準備できないという方は、1株から購入できるSBIネオモバイル証券がおすすめです。



投資は自己責任、自己判断でお願いいたします。

 

 

 

 

 

 

 

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