高橋カーテンウォール工業(1994)
ビル外壁材のPCカーテンウォール首位の企業です。
カーテンウォールってなにかわからないと思いますが、建物を支える耐力壁以外で内側と外側を仕切る壁のことを指すらしいです。
高橋カーテンウォール工業のHPに図解があったので、カーテンウォールについては下記を確認してください。
プールも施工していて、皆さんの町のプールにも高橋カーテンウォール工業施工のプールがあるかもしれません。
売上は凸凹があり世の中の需要によって変動があり不安定な状況ではあります。
財務的には下記のような状況です。自己資本比率も高く、有利子負債比率も少ない状況です。
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- 自己資本比率 75.9%
- 流動比率 311%
- 有利子負債比率 10.72%
- PER 6.14
- PBR 0.61
現金を19億円も保有しており、有利子負債の8.9億円の倍以上保有しているので、財務的には安定しているかなと思います。また、PERとPBRが低いのでバリュエーションでは良い株です。
配当金の推移
過去の配当金の推移は、下記の通りでコロナショック前は順調に増配してたのですが、昨年は見事に-23%減配となっています。
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- 2016年 20円
- 2017年 20円
- 2018年 20円
- 2019年 30円
- 2020年 23円
今年の配当金予想は25円となっているので、昨年から見ると8%増配予想です。EPSも過去の配当水準レベルまで戻りつつありますが、2022年の予想が2021年度の半分近くに落ちる予想なので、業績が相変わらず不安定です。
過去の配当性向は平均すると20%程度なので、まだ配当余力はあるので、ぜひ増配はしていただきたいところですが、業績がなんとも不安定なので今後も厳しそうですね。
株主優待
残念ながら高橋カーテンウォール工業は、株主優待がありません。
今後の株主優待新設されれば良いですが、業績の不安定さを考えるとちょっと難しいかなと思っています。
ここはまったく期待はせず、新設されたらラッキー程度の気持ちでいます。
総合利回り(配当利回り+優待利回り)
配当利回り 3.5%
我が家の取得金額が715円なので、今期の配当金25円から算出すると税引き前の配当利回りが3.5%となります。
優待利回り 0%
残念ながら株主優待が存在しないため、0%となります。
従って、総合利回りは3.5%となります。
まとめ
今回は、高橋カーテンウォール工業(1994)について記載いたしました。
配当利回りが現在の株価で3.63%と高配当株です。しかし、業績の不安定さを考えると今後安定した増配はあまり期待できないかもしれません。
配当金に関しては、安定して増配する銘柄が良いと思っていますので、タイミングをみて売却する予定です。
高橋カーテンウォール工業は現時点の2021年3月末現在で100株で約6.9万円にとなっています。まとまった資金がないという方は、1株から株取引ができる、SBIネオモバイル証券がおすすめです。
投資は自己責任、自己判断でお願いいたします。
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