高配当株投資で役に立った書籍
今回の記事では、私が高配当株投資を行うにあたって参考になった、役に立ったという書籍を3つに絞ってご紹介します。
-
- 本当の自由を手に入れる お金の大学 - 両@リベ大学長さん
- 株式投資 第4版 - ジェレミー・シーゲルさん
- 会社四季報の達人が教える10倍株・100倍株の探し方 – 渡部 清二さん
インターネットで無料の投資情報が手に入る時代にはなっていますが、改めて書籍で高配当株投資の戦略、思考法などを学ぶことは重要だと考えています。
少しでも皆さんの参考になれば幸いです。
本当の自由を手に入れる お金の大学 - 両@リベ大学長さん
1つ目は、Youtubeのリベラルアーツ大学で有名な両学長さんの書籍です。
本当の自由を手に入れる お金の大学
この書籍での重要なポイントは、下記の点かなと思います。
貯める・稼ぐ・増やす・守る・使う
高配当株の戦略の話ではないかと思いますが、この5つのポイントは高配当株投資を継続する上で非常に重要な戦略になるので、この本を1つ目に選びました。
最初は無駄な支出を減らさないといけません。いくら入金力があっても、好きなことばかりに支出していたら全然貯まりません。
2つ目は、入金力です。給与所得が一番シンプルですが、事業所得もここに入ります。ブログやせどりなども事業所得になるので、給与所得以外の収入源の確保が必要です。
3つ目は、増やすで、不動産所得と配当所得がそれにあたります。不動産はいろいろと手間がかかるので事業所得に近いと思いますので、サラリーマンの方はその点に注意した方がいいです。配当所得は株式投資からの配当金になるので、完全な不労所得になります。私はこれが一番好きです。
4つ目は、守る力です。せっかく貯めた資産を減らさないというのが守る力です。一点集中投資や信用取引などハイリスク・ハイリターンを狙わず、着実に資産を形成するメンタルが大切になります。
5つ目は、使う力です。お金は貯めてばかりでも意味がないです。誰かへのプレゼントや必要な体験などには積極的に投資をすべきです。
これらお金の力を身に着けることでしっかりと安定した資産形成ができるので、ベーシックな話ですが一度は読んでおいた方がいいです。
株式投資 第4版 - ジェレミー・シーゲルさん
2つ目は、ペンシルベニア大学教授のジェレミー・シーゲルさんの書籍です。
株式投資 第4版
大学の教授ということで、経済理論と過去のデータを元にどのような投資が最適化というのを示してくれています。
かなり読みずらく、分厚い本なので、ポイントを絞って読むのが良いと思います。私は下記がポイントだと思っています。
高配当株バリュー投資が最もリターンが高い
そもそもどの銘柄がバリュー株なのかを見極めるのが難しいと思うのですが、今はETFという非常に便利な金融商品があるので心配なしです。
高配当株というのは、大企業が多いので所謂バリュー株が多いです。そのような企業をパッケージにしたETFが米国株にはあるので、それを購入すれば良いと考えています。
私はVYMという米国ETFに投資を行っていて、コロナショックも乗り越えて右肩上がりに資産が増えています。
他にもSPYD、HDVなどありますので、自分の思考に合った銘柄を選択すると良いと思います。
会社四季報の達人が教える10倍株・100倍株の探し方 – 渡部 清二さん
会社四季報を1ページ目から最後まで読むという、驚異的なことを毎号やっている到底普通の人にはできないことをやっているのが、渡部さんです。
この書籍で私が重要だと思うポイントは下記です。
ファンダメンタル指標で優良銘柄をスクリーニングする
売上増減率、売上高利益率、PER、PBRなど経済指標を理解して、四季報のスクリーニング機能を使って効率的に銘柄を選択するということです。
それぞれの指標がどのような意味を持っているのかは、時間をかけて勉強をしないといけません。しかし、これは最低限知っておくべきことなので、勉強して損はないです。
本業で稼ぐ力がある会社は、今は市場から着目されてなくても、将来的に投資家に発見されて株価があがってくる可能性があります。
私は高配当株投資がメインなので、テンバガーを狙っているわけでなないですが、企業が成長し続けていないと配当金は増配されないので、そういった意味でファンダメンタルは重要です。
まとめ
今回は、私が高配当株投資を行う上で参考になったと感じた書籍をご紹介しました。
株式投資の本は、いろいろな確度の本があるので、自分が興味がある本をまず手に取ってみるのも良いかと思います。
自分のものにするには時間がかかりますが、一度身に着ければ一生ものですので、皆さんも本で勉強しながら高配当株投資にチャレンジしてください。
コメント